後半も多摩大目黒が有利に試合を進める。すると多摩大目黒が大きな1点をあげる。右サイドの混戦から14番秋山が強引に突破。角度のないところから左足を振り抜くとGK菅谷は触れるも、ゴールが決まり、多摩大目黒が3-1とリードを2点に広げる。都立駒場も諦めず、ゴールに迫る。左サイドを突破すると10番菊池がシュート。一度は弾かれるも、再び振り抜く。しかし、多摩大目黒DFも集中を切らさず、得点を許さない。 2点ビハインドの都立駒場がここで反撃。左サイドのフリーキックからゴール前で混戦から都立駒場が押し込み、1点を返し、2-3と1点差に詰め寄る。しかし試合を決めたのは多摩大目黒だった。同点を目指し、前がかりになっていた都立駒場からボールを奪うと前線へロングボール。途中出場の18番黒川がボールをキープし、9番睦野に落としたボールをシュート。これが決まり、ダメ押しの4点目となり試合終了。多摩大目黒が競り勝ちベスト4進出を決めた。
(文・写真 園内俊昭)