原田の2発で初の日本一に前進!大津を下し4強

 平成30年度全国サッカーインターハイは8月9日に8月11日に準々決勝を実施。四日市市中央緑地陸上競技場で行われた昌平大津の一戦は、後半に2ゴールを奪った昌平が勝利し、2年ぶりの準決勝行きを決めた。

 2回戦の青森山田戦、3回戦の札幌大谷戦は共に2点差をひっくり返しての逆転勝ち。初の日本一を目指す昌平が迎えた準々決勝は、「大津さんは個のポテンシャルが高い。うちはどれだけ粘り強くやれるかがポイントだと思っていた」(藤島崇之監督)。個の力がある大津のアタックを耐えながらも昌平らしいボールを大事にする攻撃を志向したが、前半はプロ入りが有力視されるDF福島隼斗とU-18日本代表のDF吉村仁志の強力CBコンビに苦しんだ。それでも、前半25分には中央を仕掛けたMF渋谷航平がゴール前にスルーパスを展開。FW西村悠希が素早く反応したが、タイミングよく前に出たGK松村龍之介に阻まれた。

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