前半終了間際にも自陣からのクリアボールを相手と走り勝った10番池間敦也がPA付近からゴールを狙うが枠をとらえきれず。対する駿台学園は時間と共にスペースに走り込む味方を上手く使い、チャンスうかがう。10分にMF11番布施谷翔の素晴らしいスルーパスにFW10番笹本周がDFラインギリギリで抜け出しGKと一対一を向かえるが、ここは駒澤大学高等学校GK1番宮崎雅崇がビックセーブ。23分にはCKからこぼれ球をPAギリギリで拾った8番高根沢翔がボレーで狙うもボールはGK正面へ。両チームスコアレスで後半へ。

 空中戦と球際で相手チームより優位に立つ駒澤大学高等学校がじりじりとペースを掴む。駒澤大学高等学校は後半12分に右CKからファーサイドのCB3番齋藤我空の折り返しを9番小林蒼太がゴール目前で合わせるがボールはわずかに枠の外。同19分には左サイドからロングスローを投げた5番島田竜汰が相手のクリアボールを自ら拾ってシュートを放つがここも駿台学園GK猪田光哉がファインセーブ。さらに同21分、23分とゴールに迫るが、駿台学園の粘り強い守備にあい、なかなかゴールラインを割ることができない。対する駿台学園もセットプレーからチャンスを演出するが得点まで至らず。

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