20分、東京朝鮮中高級学校は左サイドからグランダーのボールをゴール前へ入れると相手DFが処理を誤ってしまい、後ろから走り込んだ6番キム・チャンミョンが豪快に蹴りこんで先制する。前半は1-0で折り返す。後半、先にスコアを動かしたのはまたも東京朝鮮中高級学校だった。46分にクロスを相手にクリアされるも9番リ・チャンギがPAの外からダイレクトで合わせるとゴール右隅に決まり2-0と帝京を突き放す。

 しかし、これで火がついたのか、スロースターターの今年の帝京。8番三浦颯太を一列前に、スピードのある2番右SBの久保莞太が高いポジショニングで相手陣地に侵入する。53分に相手陣地中央からサイドに展開、センタリングをFW20番赤井裕貴がDFを引き付けた後ろで8番三浦颯太が冷静にトラップからシュートを放ち1点差に詰め寄る。

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