前半、膠着した試合状況を打開することが出来ない両チーム。丸岡もチャンスは作るものの、徐々にプレミアリーグWEST所属の米子北が圧力を掛ける展開に。スコアレスのまま試合は運命の後半戦へ突入。
後半も依然膠着状態が続く。互いにセットプレーなどからチャンスの糸口を掴みたいがなかなかゴールには至らない。互いにベンチが動いたのは後半12分。米子北はMF13安田竜大に代えてMF12後藤佑也を、丸岡はFW11明間希に代えてMF14川中浩夢を投入。選手 交代を皮切りに、徐々に流れを手繰り寄せたのは丸岡。最初のビッグチャンスは丸岡同14分、米子北ディフェンスラインのバックパスをMF10宮永任が奪うとGKを交わして角度のない所からシュートも枠を捉えることが出来ずボールは惜しくもサイドネットへ。その後も攻撃の手を緩めない丸岡は同22分、中盤で奪ったMF10宮永任がFW9 田海寧生へスルーパス、オフサイドギリギリで抜け出しGKと1対1も米子北GK17長崎勇也が飛び出し果敢にシュートセーブ、ゴールを割らせない。そんななか、遂に均衡を破ったのは丸岡。同25分、MF13馬場脩介の右 サイドからのクロスに中央走り込んだのは途中出場のMF14川中浩夢。ショートバウンドをダイレクトボレーでニアサイド上に叩き込みゴール、1-0とチームが良い流れの時間帯に見事先制ゴールに成功する。