後半、立ち上がりから更に攻撃的に出たのは1点リードの横浜創英。後半7分横浜創英、右コーナーキックをニアですらし厚木北1番GK橋本駿也に触られるもファーで待っていた10番FW綿谷航平の元へボールが渡り、フリーでのダイレクトボレーは惜しくもゴール上へ外れる。前線の選手交代でたたみかける横浜創英は同14分、右サイドを崩し18番MF矢内暖人のターンからクロス、左で待っていた13番MF藤原悠生が足元で受け左にずらしシュートもボールはゴールの上へ。その後も終始攻め立てる横浜創英のペースで進む。厚木北は攻撃の糸口を掴めないまま試合は終盤へ。同40分、横浜創英は13番MF藤原悠生が1度はシュートブロックされるもリターンボールを23番MF山田凌大に落とし低い弾道のダイレクトミドルも厚木北1番GK橋本駿也が右に飛びキャッチ。後半ロスタイム、フリーキックから何度かチャンスを迎えた厚木北だったがシュートを枠に飛ばすには至らず試合はこのままタイムアップ。

 厚木北を枠内シュート0に抑えた横浜創英が1-0で勝利し次戦11月4日、決勝の舞台を賭けて三浦学苑と対戦する。

(文・写真 甲斐雅人)