1日、関東高校サッカー大会2回戦、都立駒場(東京1位)対水戸商(茨城1位)の一戦が強烈な日差しと暑さの中行われた。

 序盤、まずペースを握ったのは水戸商。立ち上がりから積極的に都立駒場ゴールを目指し前を向いたプレーを見せ、隙あらばシュートを放つ。
 対する都立駒場も右サイドから秋葉遼太が突破を見せるなど、ワイドに攻撃を展開、徐々に繋がりを見せてくる。

 そんな中、15分過ぎに都立駒場はカウンターから片岡勇介が飛び出しGKと1対1、絶好のチャンスを迎えたかと思われたが惜しくもオフサイド。直後には片岡がヘディングで競り、落としたところにフリーで待っていた篠原力がシュートを放つも惜しくもバーの上、と都立駒場が立て続けに攻撃を見せてきた。

 一方、序盤こそペースを握ったがその後、組織としてしっかりまとまった守りを見せる都立駒場に対し若干攻めあぐねていた水戸商。ならばと尾亦力也が個人での突破を図り、都立駒場ゴールへ迫る。しかしこれを都立駒場DF・末永直輝がしっかりとカバー。互いに良さを出し合い引き締まった試合は、0対0のまま前半を折り返す。

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