1年生FW小川幸四郎がリスタート直後の2ゴールで勝負を決めた。

「序盤はボールも弾んでいたりとグラウンドとかにも慣れてなくて、前半だけ見たら全然ダメだった。後半はもっと自分の良さを出そうと思って、前からプレスに行って頑張りました」。

積極的な姿勢はファーストプレーから現れた。開始1分、相手ディフェンスが浮き球を処理しようとしているところに猛然とプレスをかけてボールを奪い取って1点目。さらに直後味方からのロングフィードに抜け出すと「(キーパーが)見えていた。ボールも弾んでいたのでちょっと浮かせました」。飛び出してきたキーパーを冷静にかわして右足でネットに流し込んだ。

スピードを生かした裏取りや昨年のU-16リーグではトップ下を務めるなど中盤に落ちてのプレーも得意という万能型FWだが、ジュニアユース時代は「もう結構ひとりで行っちゃう感じでした」とドリブルも得意としており「もっとドリブルも増やしたいです」。現在編成の真っ最中である新チームでポジションを確保するためにも、武器のドリブルでもアピールしていく。

記事提供:埼玉サッカー通信