明けて2回戦は昨年も大敗した聖望学園に0ー7と力負け。リベンジとはならなかったが、それ以上に今年は和光国際にとって大きな意味を持つ、チャレンジのシーズンとなりそうだ。
昨年はカウンターサッカーを標榜してきた中で、「例年よりもボールが収まる。身体能力的にも高い子が多い」という今年は「プレッシング」と「ポゼッション」をフォーカス。前年までのある意味手堅いサッカーとは違い、まだトレーニングマッチ等でも結果はついてきていないが、「今後は良くなるかなと思う。今年は勝負の年だと思っています」と翠川潤監督はいう。
昨年の主力からも10番の山中や、石川、吉村陽輝のボランチコンビ、キャプテンのDF千原峻といったセンターラインを含めて半数が残る経験値のある世代。千原は「結構素質は持っているんですけど、まだチームとしてまとまり切れていない感じがある。これから新人戦だけじゃないので、しっかりと先を見据えて、自分がしっかりまとめていけるようにしたい」とした。
新人戦で得た経験をまたさらに薬に変えて、5月に始まるインターハイ支部予選までにチームとしてどこまで成長することができるか楽しみだ。
記事提供:埼玉サッカー通信・石黒登