後半もスコアが動かないまま迎えた後半25分、三田学園は11番森山絢太の蹴ったCKがGKに弾かれたこぼれ球を26番松尾峻吾が決めて先制に成功する。近大附も得点を取りに攻撃に厚みを出すが、三田学園のDFも粘り強く守り対抗。そのままスコアは動くことなく試合は終了した。
勝利した三田学園の福原幸明監督は「粘り強く最後まで戦えたなと思う。ハーフタイムに前半の守備で危なかったCBから逆サイドに振られるボールを蹴らせない為にどうするか指示を出し守備が安定した。攻撃はシュートで終わるって事を話した」と試合を振り返り、次節に向けては「これで残留が決まったので今日の試合の課題も含めて新しい新戦力を使いながら来週まで準備していきたい」と話した。次節、三田学園は11月30日にJ-GREEN堺で大阪桐蔭と、近大附は神戸弘陵とそれぞれ対戦する。
(文・写真=谷口一樹)
▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2019 プリンスリーグ関西
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