20分、多摩大目黒は17番岡田倫太郎が相手DFラインの一瞬の隙をつき裏に抜け出し、これを一閃。見事ゴールに突き刺さり先生に成功する。28分には多摩大目黒5番岸田が上げたクロスは一度跳ね返されるも、7番関澤がボールを奪いそのままシュートを放つとこれも決まり2点目をゲット。

 2点のリードの多摩大目黒は後半19分、相手の一瞬の隙を作り、13番石澤、17番岡田、7番関澤のコンビネーションから、7番関澤が鮮やかなシュートを決め、3-0と更にリードを広げる。武蔵は攻撃においては、タイミングよく数人を絡めてカウンターの形を見せるも、中々シュートまで行く事は出来ない。多摩大目黒は連動した前からのプレス、サイドに数人を集めたポゼッションから中に入って行く形と、躍動していた。

 39分、多摩大目黒13番石澤が右サイドから強烈なシュートを放つ。キーパーがこれを弾くと、7番関澤がこぼれ球に詰めゴールに押し込みハットトリックを達成。武蔵は19番浜野を筆頭に何度かゴールに迫るも、最後まで多摩大目黒の牙城を崩す事は出来ず、多摩大目黒が4-0で武蔵に勝利し次戦に駒を進めた。

(文・写真=石津大輝)