堤聖司の終盤の2発で大分が近江を撃破
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の1回戦で大分が2-0で近江を下し初戦を突破した。
お互い落ち着いてボールを回しながらの展開で試合はスタート。9分と11分に大分が決定的なチャンスを迎えるも、キーパーのファインセーブで近江が凌ぐ。14分、今度は近江FW10番森雄大がフリーキックでゴールを狙うがキーパーの正面に。直後の16分、大分がカウンターからFW10番菊地孔明がシュートを放つがゴールの左に外れてしまう。給水タイムを挟んで、25分、大分が右からゴール付近まで詰め寄るがシュートはキーパーの正面。続く28分も大分がゴール前の混戦からFW11番堤聖司がシュートを放つがバーを越えてしまう。その後も両者、攻め手を欠きゴールネットを揺らすことが出来ず前半を0-0で折り返す。
39分、近江はMF4番樽井啓吾の右からのセンタリングがバーをかすめるがゴールならず。41分、大分MF14番瀬藤聖人が右45度からフリーキックを狙うが右に外れてしまう。48分、今度は近江MF9番金田弦也がワンツーから抜け出すが大分にクリアされる。そして、54分についに均衡が破れる。しばらく近江が攻める時間が続いていたが、大分はFW11番堤聖司がカウンターからDFラインの裏に抜け出しGKと1対1になると、これを決め先制に成功。対する近江も惜しいチャンスはあるもののなかなかゴールを奪えずにいると、大分は66分にFW11番堤聖司がまたしても、ゴールネットを揺らし追加点を挙げ勝負あり。2-0で勝利した大分が次戦に駒を進めた。
(文・写真=松島弘明)
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