篠畑純也V弾で阪南大高が広島皆実を下し初戦突破!

 インターハイ3年連続4回目出場の阪南大高と3年ぶり15回目出場の広島皆実の1回戦。

 序盤は初戦ということで硬さがみられ両チーム主導権を握れない展開。青のユニフォーム阪南大高はロングボールを前線に集めるも緑のユニフォーム広島皆実ディフェンスに跳ね返される。すると徐々に広島皆実がボールを持ち始めチャンスを作る。対する阪南大高は27分に早くも選手交代で動き14番清水健生に代わり10番窪田伊吹が入ると、前線でボールを収めることに成功し阪南大高に流れが傾く。36分、右サイドのスローインから15番田井光がゴールラインギリギリで受けて切り込んむとマイナスで折り返し、9番篠畑純也がニアサイドで泥臭く合わせ阪南大高が先制に成功する。一方、先制を許した広島皆実は直後の39分、左サイドを崩し中に合わせ決定的なチャンスを作るが、ヘディングシュートは右ポストに弾かれチャンスをいかせず、そのまま前半が終了。

 後半開始前から雨が降り始めると時間が進むにつれて土砂降りに。ボールが止まるほどのピッチ状態の中、両チーム激しいボールの奪い合いを展開するも、得点はなくそのまま時間が経過していく。追いつきたい広島皆実が押し気味に進めるもなかなかチャンスを作れない。結局最後まで体を張ったディフェンスで耐え抜いた阪南大高が逃げ切り1-0で勝利し、2回戦に駒を進めた。

(文・写真=会田健司)

▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)