後半4分、明星11番並木が、インターセプトしたボールをそのままドリブルからシュートを放ち、これが決まり3-0。後半も序盤に流れを掴む。なんとかまずは1点を返したい都立東村山は5番妻屋が攻守に気を吐き、6番釜下がゲームをコントロールし、7番熊谷、11番田村が攻撃の起点になる事で攻撃の機会を作る。明星は左サイドで18番加藤碧透から、タイミングよくボールを10番増田に供給する形で何度も左サイドを崩す。同22分、都立東村山5番妻屋がセンターバックの位置から攻め上がり、裏のスペースでボールを得るとこれを一閃。見事ゴールを揺らし、待望の1点を奪うも、同28分、明星は6番江原がオーバーラップから左サイドでクロスを上げるとこれを9番工藤が見事なボレーシュートでサイドネットを揺らし、4-1と突き放す。 このまま試合終了となり明星が4-1で勝利し2回戦に駒を進めた。

(文・写真 石津大輝)