30年ぶり4回目の出場だった和歌山工は最後まで諦めずにゴールを追い求めたが、“1点”が遠かった。大事なところでのミスが目立ち、自分たちの時間を作り出すことができなかった。

大宅光監督は「こういう素晴らしいスタジアムで試合ができる機会は少ないけれど、選手たちは怖がらずに精いっぱいプレーした」とポジティブな点を挙げつつ、「相手のゴール前に迫っていく力強さが今ひとつ足りなかったように思う。もっと研ぎ澄ましていかないと」と課題にも言及。スタメンに2年生が6人起用されていたチームだけに、来年度への期待が大きく膨らむ。

(文=編集部)

▽第98回全国高校サッカー選手権大会
第98回全国高校サッカー選手権大会