カナリア軍団・帝京、6発大勝!最高のスタートを切る
帝京イレブン
個々の力量の差が浮き彫りになるゲームとなった。
立ち上がりに右からのクロスをファーサイドでフリーとなり待ち構えた、帝京MF6番佐藤悠生の得点で先制するとその後も圧倒的に帝京ペースが続き、 FW7番小島匠瑛 、MF10番深澤大輝を中心に長短のパスを交えてサイド攻撃、中央突破と次々にゴール前に進入する。19分にFW7番小島匠瑛が追加点。続く21分にもMF13番中瀬拓夢。前半終了間際にはFW9番高橋岳が決めて4点リードで折り返すと、47分には後半から途中出場のMF17番須藤晃志が鋭いミドルシュートで5点目が生まれる。その後も幾度となく決定機を迎える帝京だったが、少し気が緩んだのか最後の精度を欠いてしまい5点リードのままゲームは進む。次々と交代選手を使い、フレッシュなサッカーをする帝京に対し、何とか1点を目指す青山もベンチ、スタンドから応援の声が響き渡る。刻々と残り時間が少くなったロスタイムに今ゲームのラストゴール。こちらも途中出場の帝京11番市川颯馬のゴールが生まれて間もなくタイムアップ。カナリア軍団として全国区の知名度を誇る帝京がその名にふさわしいプレーを魅せ最高のスタートを切った。
(文・写真=佐々木竜太)
▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
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