後半もスタートはピッチをバランス良く広く使う東海大高輪台が主導権を握る。10番藤井一志、11番小林亮翔が中盤で持ち、サイドにスペースを作る。対する日本学園も9番矢口嵩人がプレスやドリブルで攻撃を牽引する。更に14番小柴諒太に代わって入った10番高梨憲誠が俊敏性とスピードで中盤を奔走する。均衡が破れたのは後半23分、東海大高輪台20番横山歩夢が裏への抜け出しから持ち前のスピードを活かしゴールを奪う。結局これが唯一の点となり東海大高輪台が1-0で勝利し6年ぶりに西が丘進出を決めた。

(文・写真=石津大輝)

▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選