「流れをこっちに持っていきたかった」。元気印・古川のゴールから慶應志木が7発大勝
「相手に先制点を取られて流れがすごく悪くなっていた。この取り返す1点はすごい大事だと思っていました」。古川はそういってチームに勢いをもたらした同点ゴールを振り返った。
失点から5分後の前半7分、クロスの落としを腿でうまくコントロールして左足を一閃。得点後はかなり感情を爆発させていたが、その理由について古川は「流れをこっちに持っていきたかった」と明かす。そのプラスの感情に引っ張られるようにその後チームは得点を量産し最終的には7発大勝。主将の蓮沼も「ああいう喜びひとつでチームの雰囲気が変わっていく。あの感情表現は良かったと思います」と、その場面がひとつターニングポイントになったとした。
気持ちを前面に押し出したプレーが信条で「どんどん仕掛けていって自分たちの流れに持っていくのが自分の役割」だと話すチームの元気印。次戦・大宮南戦でも背番号13は前線からガツガツとチェイスし、ゴールとなればまた感情を大いに爆発させてチームメイトを鼓舞する。
記事提供:埼玉サッカー通信・石黒登