クオリティを示した昌平、水戸ホーリーホックユースを圧倒
(文・写真=石黒登)
クオリティを示した昌平が水戸ホーリーホックユースを圧倒した。
出足の早い守備で流れを手繰り寄せた昌平は前半10分、GK牧之瀬皓太のロングキックから抜け出したFW小見洋太が右足を振り抜いて先制。その後もボランチを中心にボールを回収してはパスを繋ぎながら相手を押し込む。31分には小見がドリブルで相手選手3人を引きつけて絶妙なスルーパス。MF紫藤峻はキーパーの動きを見ながら逆サイドに沈めてリードを広げた。
前半最後にセットプレーから失点したが、後半はしっかりと切り替えて再び相手を圧倒。すると6分にはインサイドを取った左SBの大平奨悟の横パスに小見が今度は左足で決めて追加点。「タイミングがすごく良くて、動き出しでうまく外せた。FWらしいゴールになった」(小見)。32分には途中出場のDF大竹琉生がオーバーラップして、左足でニアサイドに突き刺した。
水戸ユースは前半45分にMF平田海斗の左コーナーキックをMF甲高柊汰がワンタッチシュートで決めて1点差と迫ったが、後半はシュート1本に終わるなど2点目が続かなかった。
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