圧倒的なフィジカルを持つFWエゼ トベチク
勝利した鹿島学園のキャプテン3番DF遠藤聖矢は「結果としては勝ったんですけど、前半から自分たちのパスサッカーがうまく出来なくて、その中で自分がキャプテンとしてチームの流れを変えることが出来なかった。久しぶりの公式戦で、1回戦ということで緊張感があった」と試合を振り、「次は最初から自分たちのサッカーが出来るように改善したい。一つ一つ出し惜しみせず勝ち上がって、最高成績のベスト4を超えて優勝を目指したいです」と意気込みを語った。
鹿島学園の鈴木雅人監督は「コロナ禍の中で試合をさせていただいていることに感謝をしています。試合中も勝ち負け以上にこの状況の中で子供たちがサッカーを出来ていることが嬉しかったです。リーグ戦が途中で打ち切りになってしまい、一カ月ぶりの公式戦だったので、どうかなと思っていたんですが、案の定噛み合っていないとこがあっていい出来ではなかったです」と試合を振り返り、次戦に向けては「次はもう少し試合勘に慣れて、緊張がほぐれていいプレーができてくれたらなと思っています。今日とは違って、山梨学院さんとは肉弾戦になるのではないかなと思います。そういう厳しい試合で体を張ってゴールをこじ開けるところが試合の勝敗を分けるポイントになると思います」と話した。
▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権