後半もお互いハイプレス。運動量が落ちない。
 5分、駒澤大学高等学校11番が右から左サイドで待ち構える山口将広にピンポイントクロス。これを難しい体勢からダイレクトで合わせるが惜しくも枠を外れる。
 6分、7分と駒澤大学高等学校が相手ゴールに迫るがゴールネットを揺らすことができない。
 しばらく駒澤大学高等学校ペースが続くが14分前半にも警告を受けた4番が今日2度目の警告で退場してしまう。

 すると徐々に数的有利の関東一ペースに。
 19分、関東一13番のスルーパスに抜け出した6番がクロスしかし高橋はヒットできず。

 25分は駒澤大学高等学校。ロングスローから隠地がシュートチャンス。これは関東一DFが体を張ってブロック。
 そして29分。この日再三チャンスを作っていた駒澤大学高等学校のロングスローからゲームが動く。
 5番のロングスローから味方が競ったところを隠地がいち早く反応して蹴りこみ先制。1人少ない駒澤大学高等学校がリードを奪う。

 しかしキックオフ直後、関東一は左サイドの6番がドリブル突破。中に上げると高橋が巧みに合わせて同点。すぐさまゲームは振り出しに。

 その後もお互い攻め手は緩めない。
 33分、関東一。ボールを何度もサイドに動かしサイドチェンジ。右サイドにボールが渡ると2番が遠めからシュートを放つが枠の外。
 36分には駒澤大学高等学校FKのこぼれ球に11番が素早く反応、至近距離からのシュートを放つ。しかしキーパーに当たって枠の外へ。
 42分、駒澤大学高等学校がカウンターから得た中距離からのFKキッカーは6番。壁を越えたキックは惜しくもクロスバー。
 46分関東一FK、尾山直己から4番へのボールフリーで放ったシュートは右に外れてしまう。
 ここで試合終了。

 1対1の同点で終了した試合は、どちらが主導権を握ったでもなく互いに多くチャンス作り、内容も結果も互角の戦いに終わった。

(取材=佐々木竜太)

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