鳳 vs 初芝立命館

 後半も初芝立命館ペースは変わらず。初芝立命館は58分に山本が5点目を決めると試合終了間際の79分、スルーパスに中央左寄りを抜け出した後半出場の16番MF池田歩が6点目を決めてゴールラッシュを締めくくった。1.2年生の新チームで初芝立命館に挑んだ鳳は攻撃の形を作れないまま完敗に終わってしまったが、「楽しんでやろう!」と声を掛け合い、気持ちを切らすことなく最後まで走りぬいた。

 試合後、勝利した初芝立命館キャプテンの古路は「次履正社なんで絶対ここで負けるわけにはいかなかった。次に向けてどうコンディションを整えていくかが大事だったので自分が先制点を決めて勝ててよかったです」と試合を振り返り、次戦に向けては「毎年ベスト16の壁にぶつかっているので、その壁を自分たちの代で勝って壊したい」と話した。勝利した初芝立命館は10/18に今年の優勝候補に挙げられるJ1湘南ベルマーレ内定の平岡大陽擁する履正社と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽第99回全国高校サッカー選手権大阪予選
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