新潟東 vs 新潟明訓
試合はいきなり動く。新潟明訓は前半4分、コーナーキックをファーでDF3大久保廉が押し込みゴールネットを揺らし、幸先の良い立ち上がり。
その後もボール支配率で圧倒するのは新潟明訓。ディフェンスラインでボールを動かし、長短のパスを織り交ぜながら崩したサイドで素早く攻める。一方新潟東はMF10横山晴樹の小気味良いドリブルなどを武器に攻撃に転じたいが、自陣に張り付かざるを得ない展開が続く。
次のゴールも新潟明訓だった。同14分、コーナーキックを一度は弾かれるもMF10阿部凛太郎がこぼれ球をダイレクトボレーで突き刺し2点目をゲット。このまま新潟明訓ペースで試合は続くと思われたが、ここで新潟東が奪ったボールからカウンター1本。
同23分、新潟東はMF10横山晴樹が中盤で奪うとFW8儀間陽来へスルーパス、GK出た所を先に触り交わすと無人のゴールへ流し込み、1-2と1点差に詰め寄る。
新潟明訓はここで気を引き締め直し、より攻勢を強めるも前半で追加点は奪えず。2-1新潟明訓リードで試合は後半戦に突入。
立ち上がりからギアをトップに入れた新潟明訓が新潟東に襲いかかる。後半4分、新潟明訓は右サイドの攻撃からMF10阿部凛太郎が蹴り込みこの日2点目のゴールで3-1とリードを広げると勢いそのままに同5分、再び右サイドの突破からチャンスを作るとクロスをMF7木下裕介が中央頭で合わせて、4-1と突き放す。
その後も攻撃の手を緩めない新潟明訓は更に3点を追加し終わってみれば7-1の快勝。
勝利した新潟明訓は3回戦を突破し、次戦で開志国際と戦う。
(文・写真=編集部)
▽第99回全国高校サッカー選手権新潟予選
第99回全国高校サッカー選手権新潟予選