試合はいきなり動く。前半5分、沼津工はMF24森愛斗がディフェンスラインの背後で浮き球を受けるとGKの位置を見てそのままループシュート。GKノーチャンスの綺麗な弧を描いたボールはゴールマウスに吸い込まれ、幸先良く先制する。
　続けて同8分、沼津工は左サイドをMF7松本一輝が突破しクロスを送るとファーに抜けた所で構えたFW22石神蓮がワントラップし右足一閃、ボールは左サイドネットに突き刺さり、2-0と沼津中央を突き放す。
　反撃に転じたい沼津中央はFW9菅生大介をターゲットに攻撃を展開。給水タイム以降落ち着きを取り戻し、厚みのある攻撃を繰り広げるも沼津工を仕留めるには至らず。
　前半は2-0沼津工リードで終え後半戦へ。

　後半も押し込む沼津中央だったが決めきれず、再び沼津工が流れを取り戻していく。そして試合は次第に沼津工が一方的に攻める展開に。沼津中央も選手交代で前線を活性化するも、沼津工ディフェンス陣の前に最後までゴールを奪うことが出来ず試合は終了。

　勝った沼津工が3回戦進出を決めた。

（文・写真＝編集部）