松本国際、崩れそうな場面を耐え忍んでの勝利!

松本国際が勝ち越し(写真=森田将義)

  11月3日、第99回全国高校サッカー選手権大会 長野県大会の準決勝が行われた。第2試合の松商学園松本国際の一戦は2-1で松本国際が勝利し、7日に行われる決勝へと駒を進めた。

 2チームは7月末に行われた県1部リーグで対戦済み。今年は昇降格がないため、松本国際はテスト色の強いメンバーで挑んだとはいえ、先制後に5点を奪われ負けている。そのため、この日は試合序盤から鼻息が荒く、「リーグ戦で大敗している相手なので、みんなリベンジに燃えていた。その気持ちが良い方向に向いた」(DF宮嶋歩)。

 前半6分には、MF舟木渉(3年)のサイドチェンジから左のFW村瀬漣也(2年)へと展開。村瀬のタメから、オーバーラップしたDF栁平強(3年)がシュートを放つなど松本国際が出だしからペースを握って試合を進めた。17分には右サイド高い位置でボールを奪った舟木のパスから、FW土井蒼翼(3年)がシュート。惜しくもDFに阻まれたが、流れからの右CKをDF青柳凱人(2年)が頭で合わせて松本国際が先制した。以降は危ない場面もあったが、リードを保って試合を折り返した。

【次のページ】 「今日は1-0だから上出来だなと思っていた」

▽第99回全国高校サッカー選手権長野予選
第99回全国高校サッカー選手権長野予選