前半立ち上がりから互いにプレスを掛け合い、激しい球際で自由を許さない。制空権を握った都立三田がセカンドボールを収めると、徐々に地上戦でも優位に立ちリズムを掴み出す。攻勢に出る都立三田だが、最後の精度が甘く決定機をなかなか作り出せない。
一方都立大崎はスピードあるFW11佐藤駿介やMF9江上且行を中心に堅守から速い攻撃を狙うも、決定機には至らず。
互いに良さを消し合う展開のまま、スコアレスで試合は後半戦へ。
後半、少し疲れが見えて来た都立三田に対し都立大崎がボールを奪う回数が増え互角の展開に。共に攻撃の形を作れないままスコアレスで試合はPK戦へ突入。
1人ずつ決め、2人目先攻都立三田のシュートは都立大崎GK1林洋希が右へジャンプしリスティング、ゴールを許さない。
2人目までを決めた都立大崎だったが、3人目は都立三田GK1田中元喜がグラウンダーに反応しセーブ、互いに3人を終えて2-2の同点。
都立三田4人目のキックが大きくゴール上へ逸れると、大崎は残り2人がしっかり決めて4-3で勝利。勝った都立大崎が2回戦進出を決めた。
(文・写真=編集部)
▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
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