立ち上がりから押し気味に進めるのは淑徳巣鴨。前線のFW10柏原翔太とMF11馬塲陸を起点に攻撃。一方都立千早はディフェンスラインと中盤の間のスペースを使われ、簡単に起点を作られてしまう厳しい展開。
試合が動いたのは前半13分淑徳巣鴨、MF7牧野直紀がゴール正面約25mの直接フリーキックを右足で沈めゴール、1-0と先制に成功。
その後試合は少し落ち着き、淑徳巣鴨が低い位置でボールを動かしチャンスを伺う。
すると前半終了間際の同30分淑徳巣鴨、左コーナーキックをMF7牧野直紀が蹴ると最後はFW10柏原翔太が押し込みゴール、2-0の淑徳巣鴨リードで前半を折り返すと後半も変わらず淑徳巣鴨ペースが続く。
後半5分淑徳巣鴨は左サイドからのクロスをファーでMF7牧野直紀が受けると思い切りの良いシュートは都立千早GK1八木駿介が弾きボールはゴールポストをかすめノーゴール。
同12分都立千早もFW11笠原心の意表を突いたロングシュートなどで好機を伺う。
膠着した状況が続くが試合を動かしたのは同14分の淑徳巣鴨だった。MF7牧野直紀がワンツーで右サイドから中央に侵入するとMF11馬塲陸へラストパス、GKと1対1を冷静に流し込みゴール、3-0と点差を広げる。
立て続けに同15分、淑徳巣鴨はMF7牧野直紀が右サイドからドリブルで中央に侵入するとファーサイドネットに抑えの効いたグラウンダーのシュートを突き刺し、リードを更に広げる。
同30分、淑徳巣鴨MF7牧野直紀のシュートは都立千早ディフェンダーの手に当たりペナルティエリア内でハンドの判定。MF7牧野直紀自ら決めて自身ハットトリックとなるゴールで5-0とし試合は終了。
勝った淑徳巣鴨が2回戦進出を決めた。
(文・写真=編集部)
▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
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