東京DF浦幹也のヘディングシュートで追加点(写真=矢島公彦)

 1回戦を3-1で勝利した都立小山台高校と0-0でPK勝ちした東京高校の一戦はトーナメント決勝を掛けた激しい展開となった。

 試合は前半序盤から一進一退の攻防となり、お互いにチャンスをなかなか作れない。前半13分に東京の決定的チャンスも都立小山台GK1長野晴人のファインセーブに阻まれる。しかし前半26分に東京MF7佐々木勇弥が都立小山台ディフェンス陣を突破し放ったシュートが決まり選手権1次予選初ゴールが先制点となる。一方都立小山台も前線にボールを集めるもなかなかフィニッシュまで持ち込めない。1-0で東京リードで前半終了。

 後半は都立小山台の積極的な攻撃となり後半6分には都立小山台にチャンスが訪れるも東京のディフェンスにクリアされ同点ゴールが奪えない。すると後半12分に東京高校のコーナーキックからの折り返しを東京DF4山浦幹也がヘディングシュートを決めて東京が追加点。その後はお互いにチャンスを活かせず試合終了。東京が1回戦の無得点勝利から2-0の複数得点で完封勝利し、1次予選ブロック決勝戦へ進出した。

(文・写真=矢島公彦)

▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
第99回全国高校サッカー選手権東京予選