都立大泉 vs 多摩大目黒
拮抗した立ち上がり、最初にチャンスを作ったのは都立大泉だった。前半10分、都立大泉は右コーナーをDF2西巻亘琉が合わせて先制に成功し、ベンチメンバーも含めてチームを勢いに乗せる。
多摩大目黒もコーナーキックにDF2米山謙伸が合わせ惜しいシーンを作るなど都立大泉ゴールを脅かす。試合が進むに連れて互いにチャンスを作る展開。多摩大目黒は中盤でボールを拾う回数が増え攻撃回数も徐々に多くなる。しかし都立大泉が身体を張ったディフェンスで跳ね返し、前半は1-0都立大泉がリードで折り返し後半戦へ突入。
後半、多摩大目黒が一方的に攻め込む。都立大泉は奪ったボールを1トップの快速FW11篠原大樹へ送りカウンターからゴールを狙う。
給水タイム明け、遂に多摩大目黒がこじ開ける。後半22分、多摩大目黒はコーナーキックをDF3潮拓郎が中央で合わせて同点に追いつく。
完全に勢いに乗った多摩大目黒は同31分、FW10 岡田倫太朗が中央やや右をドリブルで切り裂き放ったグラウンダーのクロスをFW9松本宇海哉が触りゴールネットを揺らし、2-1と逆転に成功する。さらに同40分、多摩大目黒は、中央ペナルティエリア外からMF6井上佳が強烈なミドルシュートを突き刺し、試合を決定付けるとこのまま試合は終了。
勝利した多摩大目黒はBブロック1回戦を突破し、都立葛飾野と東海大菅生の勝者と2回戦で戦う。
(文・写真=編集部)
▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
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