日本学園 vs 都立国立

 日本学園がキックオフから怒涛の攻撃を展開し、都立国立陣内に攻め込む時間が続く。試合が動いたのは前半20分だった。都立国立GK正面に転がったボールがGKの予測程弾まずまさかのトンネル、そのままゴールに転がり思わぬ形で日本学園に先制点を手にする。その後も攻め込む日本学園だったが追加点を奪えず1-0で前半を終える。

 後半開始早々都立国立が反撃に出る。後半3分、都立国立はコーナーキックから最後はMF14大堀健人が決めて、試合を振り出しに戻す。
 ここで踏ん張りたい日本学園は失点直後の同6分、コーナーキックからDF4高木颯斗のヘッドは一度バーを叩くもこぼれ球をMF8鈴木遼大が蹴り込みゴールネットを揺らし、2-1と再びリードを奪う。
 その後も押し気味に進めた日本学園は更に同33分、左を崩してFW11小柴諒太がシュートも都立国立ディフェンスがスライディングブロック、リフレクションを拾ったMF6河西遥汰が右足で突き刺し、リードを2点に広げる。
 最後まで諦めず攻撃に転じた都立国立だったが追加点を奪うには至らず試合はこのまま終了。

 勝利した日本学園はBブロック1回戦を突破し、次戦で駿台学園暁星高等学校の勝者と戦う。

(文・写真=編集部)

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