武蔵越生 vs 西武台
後半開始直後、西武台は11番南雲俊冶が左サイドをドリブルで仕掛けるも武蔵越生GK関根拓郎が滑りながらキャッチ。後半8分にも西武台は、相手を押し込んだ状態から11番南雲俊冶がミドルシュートもこれはゴールの上。
その後も攻める西武台は後半20分、10番村田智哉が9番岡崎大志郎のDFラインとの駆け引きを逃さず浮き玉のパス、しかしこれは僅かに合わず。
そして後半26分に均衡が破れる。武蔵越生は12番永倉歩夢が中央右寄りにいる10番渡辺光陽にパス、放たれた強烈なブレ球シュートが決まり先制に成功する。
対する西武台は、後半34分に14番福沢安莉のシュートからコーナーを得ると2番栗田海飛の左サイドからのクロスに9番岡崎大志郎がファーサイドでダイビングヘッド、これが決まり同点に追いつく。
更に攻勢に出る西武台は後半39分、40分とシュートまでいくも仕留めきれず1-1のまま80分を終了し、10分ハーフの延長戦に突入する。
延長前半3分、武蔵越生は11番寺島啓太が右サイドを突破しクロス、8番五十嵐大翔がニアで受けると更に中にいる10番渡辺光陽にマイナスに繋ぐもこれはクリアされてしまう。
西武台も延長前半7分、右サイドからのクロスにこの日再三チャンスを迎えている9番岡崎大志郎がファーサイドでヘディングも武蔵越生GK関根拓郎のスーパーセーブで弾き出されてしまう。
延長終了まで一進一退の攻防が続くがこのままタイムアップ、勝負の行方はPK戦へ。PK戦は武蔵越生はGK関根が相手の3人目を止めるなどリードを奪うと、5人目が決め初の決勝進出を決めた。
100分を超える死闘を制した武蔵越生は決勝で昌平と激突する。
(文・写真=編集部)
▽第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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