青森山田vsブラウブリッツ秋田U-18

 迎えた後半。青森山田は前半の出来に満足せず、積極的に前へ出る。49分には松木の右CKに主将のDF藤原優大(3年)が反応。強烈なヘッドを叩き込み、相手をさらに突き放す。続く55分にはPA手前でFKを獲得すると、松木が直接ゴールを狙う。ハットトリックとなる一撃を左足で決め、さらにリードを広げた。以降も得点を重ね、69分に安斎がこの日3点目となるゴールを決めると、75分に秋元、79分には那須川がネットを揺らす。84分にPKを与えて秋田のMF安藤功記(1年)にゴールを許したものの、攻守で相手を圧倒して勝点3を手にした。

 リーグ戦の初戦を白星で飾った青森山田。試合後、黒田剛監督はこの日の出来に一定の評価をしつつ、現状に満足をしていないと話した。

「プリンスリーグだけではなく、プレミアリーグでも通用するプレー。そのようなパフォーマンスを随所にやっていかないといけない。それに甘んじてしまうと、もう一度対戦した時や、高校サッカー選手権や来年のプレミアリーグで悪い習慣が出てしまう。相手に関係なく、青森山田が目指しているサッカーを90分間やり切らないといけない」

 今年はプレミアリーグが開催されず、夏のインターハイも中止となった。遠征も満足に行えず、異例のシーズンであるのは間違いない。ただ、現状に甘んじるつもりはない。与えられた環境でさらなる成長を目指す--。開幕戦を制した青森山田が冬の選手権を見据え、最高のリスタートを切った。