後半、まず1点を返したい都立西は攻勢に出る。
 後半3分、都立西10番中野が基点となり右サイドに展開すると、11番湯浅がクロスを上げ、中央に走り込んだ20番小梁川がシュート。これは惜しくも外れる。リズムが出てきた都立西は8分、10分にも細かいパス回しからシュートまでいくが枠を捉えきれない。

 一方、なかなか追加点を奪えない駒澤大学高等学校だったが、後半14分、駒澤大学高等学校10番幸野が右サイドでボールを受けると、中央に切り込んでペナルティエリア付近から左足で鮮やかなシュート。これがゴールへ突き刺さり、3点目を奪う。
 同20分にはFKを駒澤大学高等学校6番鈴木が直接決めて4点目。駒澤大学高等学校6番鈴木はこの日、FKから2得点をあげ、好調をアピールした。

 攻撃の手を緩めない駒澤大学高等学校は後半30分、9番安藤が中央を抜け出し、キーパーとの1対1を冷静に流し込み5点目。同33分にはセットプレーから7番柳澤がヘディングで合わせて6点目を奪うと、終了間際の後半39分には9番安藤がこの日自身3点目となるゴールを左足で豪快にサイドネットに突き刺し7点目。
 7対0としたところで試合終了。
 終わってみれば、エース・安藤のハットトリックの活躍もあり、終始ゲームをコントロールした駒澤大学高等学校が7対0で勝ち上がった。