2点のビハインドを負った修徳は後半開始から動いた。前半DFでプレイしていた高さのある修徳3番を前線にしまず1点を取りに行く。

 しかし、先にチャンスを作ったのは都立三鷹中等教育学校。後半7分、両サイドからぶ厚い攻撃を仕掛けると修徳ゴールに何度も襲いかかるが3点目を奪えない。

 すると今度は修徳ベンチが動いた。
 後半11分、ボランチの修徳6番に変え高さのある修徳14番が前線に入る。
 前線に二つのターゲットが出来た修徳は次第にペースを掴む。

 そして後半26分、修徳の攻撃がついに実を結ぶ。
 右サイドから修徳2番がクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだ修徳13番が頭で落とし修徳3番がシュート。そのこぼれ球を修徳13番がねじ込みついに1点を返す。

 勢いに乗った修徳は追いつく為に、さらに攻勢を強め何度も都立三鷹中等教育学校ゴールに襲いかかる。
 都立三鷹中等教育学校は押し込まれる時間が長く続くが都立三鷹中等教育学校GKを中心になんとか弾き返す展開が続き時間はロスタイムに突入する。

 ロスタイムは4分。
 お互いの意地がぶつかり合う。

 修徳はロスタイムに5本のシュートを放つが都立三鷹中等教育学校の体を張った守備にことごとくブロックされタイムアップ。猛攻を凌いだ都立三鷹中等教育学校が決勝戦へと駒を進めた。