3回戦シードの清明学院が大量7得点で4回戦進出!
勝利した清明学院
5月16日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の3回戦が行われ、清明学院が四天王寺東に7-1で勝利し4回戦に進出した。勝利した清明学院は4回戦で寝屋川と対戦する。
試合は序盤から3回戦シードの清明学院が主導権を握る。長身でフィジカルや足元にも優れたエースの10番FW林裕旼が前線でターゲットとなり攻撃を展開していく。対する四天王寺東は相手の圧力が強くうまくパスを繋ぐことが出来ない。清明学院は4分、右サイドからのクロスボールをニアのFW林が逸らし中央の17番FW山形陸翔が押し込み先制。続く16分、清明学院はPA手前中央左寄りから14番MF崎山祝寿がFKを直接沈めて2-0。23分には、左サイドからのクロスボールにFW林がヘディングで合わせると、ポストに当たって跳ね返ったボールをFW山形が体ごとゴールに押し込み3-0。防戦一方の四天王寺東も32分に8番MF松端大空が初シュート。勇気をもって人数を掛けてショートパスを繋ぎ攻撃の形を作った。
後半に入っても攻め続ける清明学院は41分、MF崎山が右サイドから浮き球のスルーパスを送ると、これを巧みにコントロールしたFW林がそのまま右足を振り抜きゴール。FW林は45分にもPA内右寄りから強烈なシュートを決め、その直後にお役御免で交代となった。FW林がピッチから去っても清明学院の攻撃は止まらない。50分、中央をFW山形とのワンツーで抜け出した交代出場の9番FW竹村偲晏がゴールを決めて6点目。更に55分、15番MF河辺一太が左サイドからドリブルでカットインして持ち込みニアサイドにシュートを決めて7点目。大差がついても声を掛け合いお互いを鼓舞し続けてきた四天王寺東は61分、DFラインの裏に出たボールに反応した9番陶山弘幸が抜け出すと、対峙したGKも交わしてゴール。気持ちを切らさなかった四天王寺東が一矢を報い試合は7-1で終了した。
(文・写真=会田健司)
▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選