西岡、宮田の2トップが揃って2ゴール。日大三が4得点快勝で2次トーナメントへ
日大三 vs 立教池袋(写真=石黒登)
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選1次トーナメントブロック決勝、2日目が16日に行われ、Gブロックでは日大三が4-0で立教池袋を下し2次トーナメント進出を決めた。
日大三はGK古澤正隆(2年)、DF星大翔(3年)、DF桂田陽向(2年)、DF鈴木一心(1年)、DF矢口琉唯(3年)、MF藤本裕太(3年)、MF久保田剛生(3年)、MF田口幸樹(3年)、MF柏木大喜(2年)、FW西岡大夢(3年)、FW宮田耀太(3年)が先発。立教池袋はGK廣瀬涼(3年)、DF山田麻陽(2年)、DF山口隼(2年)、DF荒川琉晴(2年)、MF藤賀公祥(3年)、MF松井浩平(3年)、MF栗国輝(3年)、MF内山響也(3年)、MF石黒楓真(3年)、MF倉谷航旗(1年)、FW塩田歩睦(1年)がスターティングメンバーに名を連ねた。
「今年は戦術的な理解度や味方を立てる、そういうプレーがたくさん出てきているのでいろいろなパターンができる」と日大三・池村雅行監督。前回の東久留米総合戦は4-1-4-1だった中でブロック決勝では4-4-2システムに変更。すると付属中出身で「フィジカルでどんどん推進力を持っていくタイプ」の宮田と「FWとしての嫌らしさというか、相手の背後を見て動き出したり、ポジションを取ったりするのがうまい」という西岡の2トップが躍動した。
日大三 vs 立教池袋(写真=石黒登)
前半13分にスローインから西岡がクロスを送ると、これを宮田がダイナミックなヘディングで叩き込んで先制点。14分、32分には西岡が連続で沈めて3-0とした。後半11分には中盤でボールを回収して素早く縦へ。これに抜け出した宮田が決めてダブルでドッピエッタを達成した。
一方、立教池袋も後半はボールカットから前に出るシーンも増えた。その中で前半から裏抜けを狙っていた10番の松井がテクニカルにゴールに迫り、終了間際には栗国が決定機を迎えたが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
(文・写真=石黒登)
▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選