6月13日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ（総体）山梨予選の準々決勝が行われ、、4大会ぶり３度目の出場を目指す日本航空が都留を１−０で下して準決勝進出を決めた。

　日本航空は序盤から都留の堅守に苦戦をする。５バックで守りを固めてきた相手に対し、パスワークやドリブルを使いながら攻め込んでいくが、ゴール前に良い形でボールが入らない。背後のスペースも消され、ボールを横に動かす形が多くなった。それでも前半の中盤過ぎにボランチの仲悠希（３年）が先制ゴールを奪い、早い段階でリードを奪った。

　しかし、以降も相手の守りに手を焼き、局面を打開できない。中盤の底で仲、松林秀登（３年）がゲームを作ったが、前線のFW松本空翔（２年）、FW生沼拓都（３年）がゴール前で精度を欠いて決定機には結び付かなかった。

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　後半に入っても、攻撃のテンポが上がらない。得意のセットプレーから追加点を狙ったものの、ことごとく都留の守備陣に跳ね返されてしまう。17分にはCKの流れから左SB井上翔太（３年）がこぼれ球に合わせたが、GK山崎朔（３年）に阻まれた。

　以降も圧倒的に攻めた日本航空。追加点こそ奪えなかったものの、守備陣も最後まで集中力を切らさず、虎の子の１点を守り切った。