先制点後の東福岡イレブン(写真=矢島公彦)
もっとも、東福岡のリードで後半に入っても、一進一退の攻防が続く。
反撃を試みる秋田商は、9分に左SBの船川充希(2年)が果敢なオーバーラップを見せ、19分にはナンバー10を背負うボランチの中野宏宣がゴール前に飛び出してゴールを狙う。
さらに22分にはその中野がペナルティエリア内を切り崩してゴールまであと一歩まで迫った。
それでも東福岡の壁は分厚かった。キャプテンでCBの段上直樹と正GKの須田純弥を怪我で欠く状況ながらも、80分間集中を切らすことなく、秋田商の運動量豊富な攻撃に対応。椋野魁斗(3年)、園田桐志(3年)、吉田大晃(2年)のCBトリオが立ちはだかった。
そして、試合は1-0のまま終了。虎の子の1点を守り切った東福岡が初戦を突破。12月31日の2回戦では、中部大一(愛知)を下した大津(熊本)と対戦する。
(写真=矢島公彦)
▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権