後半に入ると高川学園はFW22梅田彪翔を投入し、システムを4-2-3-1に変更。得意のセットプレーやサイドからの攻撃、スルーパスに活路を見出し、得点を奪いにかかる。

桐光学園 vs 高川学園

 すると後半15分、高川学園はCKのチャンスを作ると、キッカーDF山崎陽大からのクロスを桐光学園がクリア。そのクリアボールを途中出場のMF西澤和哉がファーサイドでトラップしシュートを放つと、ボールはネットを揺らし高川学園が先制する。

 同点に追い付きたい桐光学園は長身DF坂本輝を投入。ゴール前でパワープレーを狙うものの、高川学園はDF加藤寛人らを中心に体を張った守りを見せ得点を許さない。

 結局そのまま試合終了のホイッスルが吹かれ、高川学園が1-0で勝利。桐光学園を下し、14大会ぶりの準決勝へと駒を進めた。

▽第100回全国高校サッカー選手権
第100回全国高校サッカー選手権