目黒日大が5-1で東京立正を下しブロック決勝に進出!
ゴールを決めて喜ぶ目黒日大
9月12日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選のブロック準決勝が行われ、目黒日大と東京立正が対戦し、目黒日大が東京立正を5-1で下した。勝利した目黒日大はブロック決勝に進出した。
試合は、目黒日大のキックオフでスタート。前半5分、開始序盤から試合を優勢に進める目黒日大は19番田中佑季が左サイドからのボールに頭で合わせて先制点を奪取。いい流れの目黒日大は同15分、右サイドからクロスが上げると、ファーサイドまでボールが流れてきたところで8番加藤然が拾いシュートを決め追加点。東京立正も相手のエリアで攻撃する時間はあるが、チャンスシーンまではいかず前半を2-0で終える。
後半に入ってからの東京立正は前半よりもゲームを支配する時間が増えるも次の1点はまたも目黒日大に。後半18分、自陣エリアから左サイドのDF裏スペースに縦パスを送ると、9番田村天都が追いつきそのままドリブルでDFを1人交わしてゴール。3点のビハインドと苦しい状況になった東京立正は同18分、10番小田健太が失点直後のスタートでパスを受けるとそのままロングシュート。シュートは綺麗な弧を描きゴールネットへ吸い込まる。2点差と詰め寄られた目黒日大は同33分、10番和泉輝士が右CKのこぼれ球からミドルシュートをゴールネットに突き刺し東京立正を突き放す。
目黒日大 vs 東京立正
DFラインは高く保っていた東京立正だったが、SBとCBのラインがバラバラになり、目黒日大の前線に裏を取られるシーンが多くなると同40分、目黒日大がDF裏のスペースにクリアしたボールに田村が追いつくとGKと1対1に。これを田村が冷静にゴールへ流し込み、トドメのゴール。結果、5-1で目黒日大が勝利チームとなり次戦の切符を手にした。
全体的な試合展開として、目黒日大は攻撃時に両サイドの選手は前目のワイドにポジションを取り、ボールサイドと逆サイドの選手は斜めのパスで相手の裏を狙っていた。このDF背後の狙いがボディーブローのように効いて試合の残り時間が15分を切った当たりから、東京立正はDF裏を取られる場面が多くなってしまった。目黒日大は点数以上にチャンスシーンが多かった印象だ。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選