終始試合の主導権を握った浦和学院が慶応志木を2-0で撃破

浦和学院イレブン

 10月9日、第100回全国高校サッカー選手権埼玉予選の決勝トーナメント1回戦で浦和学院慶應志木を2-0で下し2回戦進出を決めた。

 試合は序盤から浦和学院が相手に圧力をかけて、奪ったボールを両サイドに展開し浦和学院ペースで試合は進んでいく。浦和学院は8番MF竹内汐音(3年)のドリブルからゴール前でチャンスを作り、最後は7番MF大澤武宏(3年)がゴール正面から右足でシュートを振り抜くが、わずかにゴールポストをかすめゴールならず。慶応志木も13番MF市川紘希(2年)を中心に全員で守備の網をはり、ボールを奪うとロングボールから左サイドを起点として突破口を開こうとするが、ゴールまで至らず。

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浦和学院 vs 慶應志木

 後半に入っても、浦和学院ペース。前半よりも高い位置でボールポゼッションができるようになりゴールに迫るも、決定機らしい決定機を作ることができずに、慶応志木もコーナーキックなどからチャンスもあったが、浦和学院の守備陣にことごとく跳ね返されて、両チーム無得点のまま試合は進む。延長戦も視野に入りだした後半38分に試合が動く。浦和学院はロングボールから慶応志木ゴール前でFKを獲得。キッカーの4番DF相木海翔が左足でゴール左隅を狙ったキックが、ゴールネットを揺らし、待望の先制ゴール。何とか同点に追いつきたい慶應志木だったが、後半ロスタイムに、浦和学院1番GK笈入琉椰の早いリスタートから左サイドの突破からのクロスを最後は2年生の13番FW上田海輝人に押し込まれタイムアップ。浦和学院が2-0で慶應志木を退け2回戦に駒を進めた。浦和学院は1回戦で本庄第一に延長戦の末、勝利した盈進東野と10月16日に対戦する。

▽第100回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第100回全国高校サッカー選手権埼玉予選