藤枝東、藤井斎の3発で聖隷クリストファーを沈める

3発を決めた藤井斎

 11月6日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 東海所属の名門・藤枝東がプリンス東海勢の浜松開誠館清水桜が丘を下し準決勝進出を決めた聖隷クリストファーと対戦し3-1で勝利し決勝進出を果たした。

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 立ち上がりは落ち着いた展開も、藤枝東が主導権を握り始めていく。すると前半19分にスコアが動く。藤枝東は、聖隷クリストファーの選手が帰陣している状況で、左サイドからニアサイドに合わせたクロスに、藤枝東13番藤井斎がヘディングで逸らして技ありゴール。先制点が取れた事で、藤枝東の攻撃に厚みが増していく。同30分には、またしても左サイドからのクロスを藤枝東13番藤井が左足ボレーで決め追加点。しかし、聖隷クリストファーも反撃に出る。同39分、8番室田悠登がゴール前のクリアボールを拾いワントラップを入れ、浮き球を縦回転をかけたドライブシュートをゴールに突き刺し、前半のうちに1点差とする。

藤枝東 vs 聖隷クリストファー

 前半終了間際のにゴールを奪われた藤枝東だったが、後半2分に13番藤井がPA付近で相手からボールを奪い、強烈な右足シュートを放つとこれが見事に決まり3点目。13番藤井は後半早々にハットトリックを達成し、3-1とリードを広げた。追いかける聖隷クリストファーは縦に早い展開で、ゴールに迫るが、ゴール前の最後のところで藤枝東がしっかりと対応。後半終了間際に、立て続けにチャンスを作った聖隷クリストファーだったが、ゴールには至らず無念のホイッスル。藤枝東が3-1で勝利し決勝進出を決めた。

▽第100回全国高校サッカー選手権静岡予選
第100回全国高校サッカー選手権静岡予選