FW親泊大斗の2ゴールで浜松開誠館を下した東海大福岡が3連勝!予選リーグを1位で突破し順位決定トーナメントへ
東海大福岡が2-0で勝利
全国の強豪40チームが出場する第9回和倉ユースサッカー大会予選リーグ2日目が7月28日に行われ、グループFの東海大福岡vs浜松開誠館の一戦はFW親泊大斗の2ゴールの活躍もあり2-0で東海大福岡が勝利した。この結果、3連勝の東海大福岡は予選リーグを勝ち点9の1位で突破し、順位決定トーナメントに進んだ。
序盤は浜松開誠館がボールを握りペースを握る。対する東海大福岡はこの時間を我慢して耐えると13分、カウンターから中央を突破し10番FW小濱弘貴が抜け出しシュート。こぼれ球に11番FW親泊大斗が詰めて先制に成功する。浜松開誠館は相手DFのパスをカットしチャンスに繋げるシーンが数回見られるも、そのチャンスを活かしきれず1点ビハインドで後半へ。
一進一退の展開の中、浜松開誠館は17番MF松本大樹が中央をドリブル突破しチャンスを作る。38分にはゴール正面の絶好の位置でFKを獲得しMF松本が直接狙うもわずかにゴール右に外してしまう。ピンチを凌いだ東海大福岡は45分、相手陣内でボールを奪った9番FW村上愛和からパスを受けたFW親泊がボックス内左からカットインして右足でゴール左下にシュートを沈めた。試合はそのまま2-0からスコアは動かず東海大福岡が勝利した。
東海大福岡は村上、小濱、親泊の3トップがボールを奪ってから迷いなく動き出しフィニッシュまで持って行くシーンが目立った。2ゴールの活躍をみせたFW親泊大斗は「相手の中盤が良くて自分たちがボールが奪えずに立ち上がり10分ぐらいは苦労したんですけど、ボールを奪えて空いているところを突いていたら自分たちもボールを持てる時間が増えて、それが今日の勝利に繋がったかなと思います」と試合を振り返り、3トップの速い攻撃に関しては「自分たちはボールを取った後素早く少ないパス交換でゴールまで行く攻撃の形なので、ボールを奪ったらすぐFWに当てて裏に動き出す形が出来ていたので、それで今日は押し切れたと思います」と話した。
ここまでの和倉ユースでの戦いについては「福岡では中々勝てない事が多いんですが、思ったより自分たちのサッカーが出来ていて勝てているので福岡でも勝てれば全国でもいい成績が残せるのかなと思います」と手応えを口にし、課題については「周りを見ることが苦手で後ろからくる選手にボールを奪われることが多いので、相手が強い中でも自分のプレーが出来るようにもっと成長できるようにしやっていきたい」と話した。
(文・写真=会田健司)
▽第9回和倉ユースサッカー大会 2021
第9回和倉ユースサッカー大会 2021