先制に沸く実践学園

実践学園、3発快勝で準決勝へ!

 12月13日、平成27年度新人選手権大会第5地区準々決勝が行われた。武蔵高校グラウンドでの第1試合は、実践学園都立保谷の対戦。

 小雨のぱらつく中行われた試合は、序盤は一進一退の攻防。10分、実践学園は右CKから11番がヘディングシュートを放つが、都立保谷GKがすんでのところで弾き出し、得点を許さない。しかしこのプレーで今度は左からのCKを得た実践は、やり直しとばかりに再び11番が頭で合わせる。見事ボールはネットに突き刺さり、実践学園が先制点を奪う。

 後半に入り雨足が強まる中、52分にはまたもセットプレー。左CKから6番が決め、実践学園が待望の追加点を奪う。ここまで攻め込まれながらもキッチリとした対応を見せていた都立保谷も、雨と寒さ、疲労にセカンドボールを得られなくなってくる。

 実践学園は67分には素早い攻撃で都立保谷ディフェンス陣をかく乱。GKを前に引きずり出したところで20番がふわりと浮かせ、無人のゴールへとボールをおさめ、リードを3点に広げた。

 そのまま試合は終了。実践学園は、ボールを支配し攻めこみながらも決めきれない展開ではあったが、3対0と勝利。準決勝へと駒を進めた。

(文・写真 編集部)