実力校同士の対戦は長崎南山が佐世保実に勝利し2回戦進出!

長崎南山 vs 佐世保実(写真=藤原裕久)

 県内屈指の実力校として知られ、昨年の選手権予選でもベスト8に進出した長崎南山と、昨年の高総体でベスト8入りした佐世保実。ともに今大会は1回戦からの出場となったものの、シード校クラスにも引けを取らない実力校同士が、1月15日の長崎市営ラグビー・サッカー場で対戦。試合は伝統のサイド攻撃をいかんなく発揮した長崎南山が、佐世保実に快勝し、翌日の2回戦へと進出した。

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 積極的に前に仕掛ける長崎南山が攻勢に立ちゲームはスタート。立ち上がりから押し込まれる形となった佐世保実だが、攻められながらも縦に早い攻撃から開始8分に大畑大介が先制ゴール。「今のウチの課題は試合の立ち上がり」(長崎南山・野中祐輝監督)という時間帯に失点を許した長崎南山だが、直後の前半9分に、左サイドの速攻から益永新大が同点ゴール。その後も長崎南山は山口琉偉や山村和雄の突破を生かしたサイド攻撃で攻めたてていくと、前半22分に左サイドのコンビネーションから山村が追加点を決め、さらに山口のゴールで点差を広げていく。

 後半も前からの早いチェックで佐世保実を攻める長崎南山は、後半6分にCKをファーサイドでダイレクトにヘディングで合せた益永のゴールで4対1。失点後、佐世保実は森聖希・冨永凰誠ら攻撃のタレントを矢継ぎ早に投入し、後半21分に中尾匠来が1点を返すものの反撃はここまで。試合はそのまま4対2で終了し、長崎南山が2回戦へと進出した。

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▽令和3年度長崎新人戦(新人選手権大会)
令和3年度長崎新人戦(新人選手権大会)