勝利した川崎フロンターレU-18イレブン(写真=AOMORI GOAL)
試合後、「内容的には悪いわけではなかったし、決定打を作られたわけでもなかった」と口にした青森山田高校の黒田剛監督。しかし、勝利を手繰り寄せられない要因として、「肝心な勝負の綾というか、一つひとつの精度や集中力の部分。そういったところがなかなか改善されないのが今年のチーム」と話した。ゲームキャプテンを務めるMF6中山竜之介選手は、「精度や質、球際の部分や、決め切る力が足りなかった。この流れを1回切っておかないと、ズルズルといってしまうので、今回の試合は大きかったです」と反省が残る試合だったと語った。次節は前橋育英高校との高体連対決となるが、「前橋育英高校は、高体連の中でもかなり力をつけているチーム」と黒田監督。中山選手は「次に負けてしまったら、勝点を積み上げられずに順位も下がってしまうので、まずは本当に勝つことを目標にやっていきたいです」と意気込みを語った。
次節、青森山田高校はアウェイで前橋育英(群馬)と、川崎フロンターレU-18はホームで柏レイソルU-18と対戦する。
(文・写真=AOMORI GOAL)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST
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