ゴールを決めて喜ぶ名古屋グランパスU-18

 後半は序盤こそ青森山田がチャンスを作るも、その後は名古屋U-18ペースに。50分にはスルーパスに抜け出した神谷がボックス内左からグラウンダーのボールを通すと、ファーサイドでフリーになった6番MF牧嶋波亜斗が右足で合わせるも、シュートが浮いてしまい枠の外へ。

 62分にロングスローから決定機を作られた名古屋U-18だったが、このピンチを1番GK北橋将治のファインセーブで防ぐと遂に試合の均衡を破る。69分、牧嶋からのパスを受けた9番FW遠山湧斗がクロスを上げると神谷が倒れ込みながらGKの前で合わせボールがゴールに吸い込まれた。

 先制を許した青森山田も77分に左CKから4番DF三橋春希がヘディングで決めて追いつく。しかし直後の78分、名古屋U-18がカウンターを仕掛けると、最後は8番MF宇水聖凌がヘディングシュートを叩きつけてゴールネットを揺らす。この宇水のゴールが決勝点となり、名古屋U-18が2-1で勝利した。

(文・写真=会田健司)

▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
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