左サイドから再三チャンスを作った大津MF香山太良

 後半に入ると勢いを増した大津がが青森山田ゴールに迫る。左サイドの香山がチャンスを量産。香山は46分に左サイドで鋭いドリブル突破をみせると、直後にも右サイドからのボールにフリーでシュート。しかし青森山田も奈良岡の身体を張ったシュートブロックでこのピンチを凌ぐ。

 67分には大津のカウンター。左サイドの13番MF中馬颯太のパスから香山がシュートを放つも僅かに左に逸れる。77分にも香山のクロスから14番MF稲田翼がヘディングシュートを放つ。しかしこのシュートも僅かに枠を外れてしまう。

 その直後には青森山田がカウンターから10番FW小湊絆が決定機を迎えるもシュートが浮いてしまい追加点ならず。結局後半は両チームにゴールが生まれず、小野のゴールを守り切った青森山田が1-0で勝利。選手権決勝に続き大津を退け連敗を脱出した。

(文・写真=会田健司)

▽サニックス杯ユースサッカー大会2022
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