成立学園 vs 日大藤沢

 後半は全体の距離感をコンパクトに修正。DF植田海音(新3年)、DF尾野優日(新2年)の両サイドバックが高い位置を取り攻撃を仕掛けていく。すると9分、植田のクロスをMF安場壮志朗(新2年)がヘディングで合わせて同点に追いつくことに成功する。

 日大藤沢は後半24分、DF宮崎達也(新2年)の左CKに後半から入ったトップでも存在感を放っていた森重が打点の高いヘディングで合わせるが、ここは成立学園GK清水大和(新3年)がファインセーブを見せ、追加点は許さない。

 すると勝ち越しゴールを挙げたのは成立学園だった。ノータイムの後半35分、FW矢島脩大(新2年)のスルーパスに抜け出したMF佐藤漣(新2年)が最後はGKを外して右足でゲット。途中出場組が結果を残した成立学園が初戦を制した。

(文・写真=石黒登)

▽第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー