桐光学園 vs ヴァンフォーレ甲府U-18(写真=石黒登)

 引き分け以上で準決勝進出が決まる甲府は前半10分、後方からのフィードにFW伏見星斗(新3年)のドリブルシュートは桐光学園GK山田啓太(新3年)に防がれたが、そこで得たコーナーキックからMF高垣駿太(新3年)がヘディングで決めて先制した。

 一方、勝利が絶対条件の桐光学園も焦れずに反撃の機会を待つ。そして後半13分、MF松田悠世(新2年)の右コーナーキックをファーサイドでDF平田翔之介(新2年)がヘディングで叩き同点に。さらに16分にはセットプレーのカウンターからMF齋藤俊輔(新2年)が独走。しかし、ここは甲府GK辻大成(新3年)が1対1を制し、連続ゴールは許さない。

 すると甲府は後半21分、コーナーキックのこぼれ球を途中出場のMF氏原幹太(新3年)が左足を一閃してゲット。これが決勝点となり、準決勝進出を果たした。

(文・写真=石黒登)

▽第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー